”グレヌ”はフランス語で”種”という意味。種というモノはその小さな殻の中に木へと育ち、時には花を咲かせ、実をつけるエネルギーを秘めています。3歳から5歳までの子ども達というのはそんな”種”の様に、あらゆる可能性やエネルギーを持っています。 その種のような子ども達がこれからしっかりとした根を張り、木へと育ってゆくために、私たちはどんな環境を与えてあげることができるでしょうか。まだ根も生えていない小さな種に、先回りしてどのように葉や花をつけるのかを話すよりも、まずは”育ちたい”という気持ちをじっくりと実の中で膨らませる事のできる環境を作ることが大切なのではないでしょうか。それは例えば良い土であったり、おいしい水であったり、ときには温かい光であったり···。やがてその”育ちたい”という気持ちは、根を張り幹を伸ばす時期が来た時、それを助ける力強いエネルギーとなってゆくのです。 ​ 私たちはクラス·グレヌ（種）は、子どもたちが”踊る楽しさ”を発見できる環境でありたいと考えております。